一軒の家を維持するのは大変です(05-10-28)[s]
10/26に戴いたメールを拝読しながら、「ごもっとも、ごもっとも」とうなずいておりました。
奥様の病院ままでの往復だけで3時間。 そして病院でのお見舞いに3時間。 それを週3日繰り返されるのですから、それだけでフルタイムの日課ですね。
そして言われるように、一軒の家を持っていると、そのメインテナンスだけでも、やはりフルタイムの時間と注意を必要とするはずですね。 モントリオールでは、冬は雪かきという、心臓に悪い仕事が待っていました。
私なんか、今、借りているというか、ハウスシットしているようなものですが、それでも屋根の補修、芝生の手入れ、ペンキ塗りとか、いろいろ気を使います。 カナダの家は、普通300坪ぐらいの敷地ですが、この家には車庫がありませんので、その分だけ、芝生が広くなっています。
30年前移住してきた頃は、芝刈りというと、日本からの移民の仕事でした。 よく言えばガーデナーですが、要するに芝刈りです。 他に能の無い人で、英語ができなくても、「日本人のガーデナー」と言えば、仕事があったのです。 私も、他の日本人から、「お宅もガーデナー?」と訊かれたことがあります。 毎日地下室でタイプライターを叩いていて、青黄色い顔をしているのに、どうしてそんな事を訊くのだろうと思いましたが、日本人のステレオタイプだったんですね。
庭師でなければ、漁師。 この顔色の悪い日本人に向かって、「君は漁師かね」と訊くカナダ人もいました。 大きな図体で、押し出しだけで圧倒されそうな感じ。 そこで「貴方は何の仕事?」と訊ねたら、「日産に勤めている」と言います。 途端に、図体がしぼんでしまったように思えました。
ところがそれは30年前の話。 8年前にバンクーバーに戻ってきたら、様子が大分変わっていました。 昔は中国人や日本人は二等市民。 それが今度帰ってきたら、まわりはミリオネアの中国人の豪邸ばかり。 香港や台湾からのニューカナディアンです。 敷地いっぱいに建てた住宅は、7寝室、5浴室、3~4台の車庫つき。 そしてその庭の芝を刈っているのは白人の男達です。
私はしがない年金生活者ですから、人を雇って芝を刈るなんてとんでもない。 そう思っていたのですが、70を越えると、きつくなってきました。 そこで近所にならって芝刈りを頼むことにしました。 春から秋まで、10日置きに、白人の青年が来て、手入れしています。 おかげで、身体も心も楽になりました。
12月には1寝室のアパートに移ります。 昔、駐日英国大使だった人が、リタイアして、ロンドンで2寝室のフラットに入ったときいて驚いたのですが、カナダの前首相も、最近リタイアしたら、2寝室のコンドミニアムに移りました。 私だったら、屋根裏か地下室の小部屋が分相応の所です。
しかし、アパートに入れば、住居の維持に手がかからないし、暖房費も家賃のうち。 警備保障も寄付のお願いも心配無用。 今よりもっと気楽に暮らせると、楽しみにしています。
完璧主義者、つまり引き延ばしの常習者については、別なメールで考えてみましょう。
(05-10-28)
10/26に戴いたメールを拝読しながら、「ごもっとも、ごもっとも」とうなずいておりました。
奥様の病院ままでの往復だけで3時間。 そして病院でのお見舞いに3時間。 それを週3日繰り返されるのですから、それだけでフルタイムの日課ですね。
そして言われるように、一軒の家を持っていると、そのメインテナンスだけでも、やはりフルタイムの時間と注意を必要とするはずですね。 モントリオールでは、冬は雪かきという、心臓に悪い仕事が待っていました。
私なんか、今、借りているというか、ハウスシットしているようなものですが、それでも屋根の補修、芝生の手入れ、ペンキ塗りとか、いろいろ気を使います。 カナダの家は、普通300坪ぐらいの敷地ですが、この家には車庫がありませんので、その分だけ、芝生が広くなっています。
30年前移住してきた頃は、芝刈りというと、日本からの移民の仕事でした。 よく言えばガーデナーですが、要するに芝刈りです。 他に能の無い人で、英語ができなくても、「日本人のガーデナー」と言えば、仕事があったのです。 私も、他の日本人から、「お宅もガーデナー?」と訊かれたことがあります。 毎日地下室でタイプライターを叩いていて、青黄色い顔をしているのに、どうしてそんな事を訊くのだろうと思いましたが、日本人のステレオタイプだったんですね。
庭師でなければ、漁師。 この顔色の悪い日本人に向かって、「君は漁師かね」と訊くカナダ人もいました。 大きな図体で、押し出しだけで圧倒されそうな感じ。 そこで「貴方は何の仕事?」と訊ねたら、「日産に勤めている」と言います。 途端に、図体がしぼんでしまったように思えました。
ところがそれは30年前の話。 8年前にバンクーバーに戻ってきたら、様子が大分変わっていました。 昔は中国人や日本人は二等市民。 それが今度帰ってきたら、まわりはミリオネアの中国人の豪邸ばかり。 香港や台湾からのニューカナディアンです。 敷地いっぱいに建てた住宅は、7寝室、5浴室、3~4台の車庫つき。 そしてその庭の芝を刈っているのは白人の男達です。
私はしがない年金生活者ですから、人を雇って芝を刈るなんてとんでもない。 そう思っていたのですが、70を越えると、きつくなってきました。 そこで近所にならって芝刈りを頼むことにしました。 春から秋まで、10日置きに、白人の青年が来て、手入れしています。 おかげで、身体も心も楽になりました。
12月には1寝室のアパートに移ります。 昔、駐日英国大使だった人が、リタイアして、ロンドンで2寝室のフラットに入ったときいて驚いたのですが、カナダの前首相も、最近リタイアしたら、2寝室のコンドミニアムに移りました。 私だったら、屋根裏か地下室の小部屋が分相応の所です。
しかし、アパートに入れば、住居の維持に手がかからないし、暖房費も家賃のうち。 警備保障も寄付のお願いも心配無用。 今よりもっと気楽に暮らせると、楽しみにしています。
完璧主義者、つまり引き延ばしの常習者については、別なメールで考えてみましょう。
(05-10-28)

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