Saturday, January 06, 2007

これから寒くなりますね(2007/01/06)[s]
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世界各地で異常気象が暴れまわっているようですが、バンクーバーもご多分にもれません。 時ならぬ暴風や豪雨、よこなぐりの雪に見舞われ、雪になれない市民は戸惑っています。 普段は冬でも穏やかな気候なのですが、今年の天気は暴れん坊で、森林公園では数千本の大木が倒れ、リタイアの身としては外に出かけなくてもいいことをひそかに喜んでいます。 逆に北米東部では、いつもなら氷点下二桁になる時期なのに、陽春か初夏のような陽気で、ゴルフ場はホクホク、スキー場は雪がないので困っています。

貴兄のところではお孫さんが2人ですか。 私には5人の子供に5人の孫がいますが、皆遠く離れているので、なかなか会うチャンスがありません。 まだ赤ん坊に近いのですが、バースデーカードを送る頻度が増えました。 

日本では子育てが難しい課題のようですが、それは人類共通の命題でしょう。 昭和初期生まれの読者から「カナダこのごろ」に投書があり、教育勅語の復活を提唱していました。 メールマガジンに掲載したのですが、その直後6人が解約しました。 多分偶然でしょう。 しかし前にも教育勅語を取り上げたら、30代の読者から面と向かって「もう読みません」と告げられたことがあります。 団塊以降の世代には、反撥を覚える人もいるのでしょうか。 私も附属時代に暗誦させられたことを思い出しますが、論語の素読と同じで、意味も判らないまま空念仏を唱えていたような気がします。 他の人達はそうではなかったでしょうが。 むしろ森田先生や山田先生の真摯な姿勢が印象に残っています。

戦時中二中に駐留していた陸軍の兵隊が、軍人勅諭か戦陣訓だったか知りませんが、スラスラと暗誦できないのでビンタをくらっていました。 当時支那派遣軍の司令官が、「物を盗むな、火をつけるな、強姦するな」と諭したそうではありませんか。 倫理道徳というものは、そんな簡単な言葉で教えられるものなのですね。

慶應では戦前小泉信三が「道にあっては老幼婦女にもとれ」と教え、教室にも張ってあったそうですが、そんなことをあえて戦時中の大学生にも諭すところに小泉塾長の真面目があったように思います。 私は在外公館で高慢な態度に接すると、こうした木っ端役人は三越で研修を受ける必要があると感じたものでした。 

まだ寒さはこれからが本格的になることでしょう。 どうかお大事に。 (07/01/06)

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